原虫 ~顕微鏡検査すると、動き回っているのが見える~

原虫とは、単細胞の下等動物をいい、鞭毛、繊毛、骨格、殻を持つなど形は多様。
動物に寄生するものや、他の動物に寄生するものもある。

よく耳にするアメーバ、ゾウリムシ、夜光虫、マラリア病原虫なども原虫の一種で、寄生分裂、胞子形成によって増殖していく。


原虫による性感染症

 ・海外赴任者など、知らずに感染してくることがほとんどのランブル鞭毛虫によるジアルジア症。
 ・トリコモナスという原虫が寄生することで起こる、トリコモナス症。

日本人で多くの人が感染しているトリコモナス症は、セックスによる感染がほとんどだが、女性は膣内に、男性は尿道や前立腺に潜んでいることが多い。
    
この原虫は人体外での生存性が強いので、トイレの便座、風呂場などで感染することもある。

男性の場合、ほとんど自覚症状が無いため、知らないうちに女性に移してしまうことが多い。
 
女性の場合、外陰部の我慢できないほどの痛みと、悪臭のある黄色または血液の混ざったおりものが出る。
おりものを顕微鏡で検査すると、鞭毛を持った原虫が動き回っているのが見える。

   

原虫に対する治療

内服薬が中心で約1~2週間で完治するとされているが、再発の恐れもあるため、注意が必要。

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