クラミジア ~感染症として最も蔓延している病原体~
従来、大型ウィルスと考えられていた、オウム病や鼠径リンパ肉腫、トラコーマなど の病原体。
その性質と行状から代謝系の一部を欠いた細菌と見られる様になった微生物。
細胞内で2分裂増殖し、特異な生活環を持つ。
性感染症の原因となるクラミジアトラコーマティス。
このトラコーマティスには3タイプがある。
3タイプ
1、眼病のトラコーマを起こすタイプ。
2、性病の四疾患の一つ、鼠径リンパ肉芽腫を起こすタイプ。
3、現在、性感染症として蔓延している尿生殖器感染症を起こすタイプ。
尿生殖器感染症を起こすタイプは、男性では尿道炎、精巣上体炎など、女性では子宮頸管炎、尿道炎などを起こす。
しかし、排尿時に不快感を覚える程度で、膿も薄いなど症状が軽いため、クラミジアの感染に気付かない人が多い。
しかも、男性は尿道に侵入したクラミジアは排尿と共に押し出され、自然に治ってしまうこともある。
この症状の軽さがクラミジアの一番怖いところで、女性はクラミジアが子宮から卵管に侵入して、卵管炎に気付かないまま持続感染に至り、不妊症や子宮外妊娠の原因につながってしまうことも・・
クラミジアと診断されれば、治療は比較的簡単。
有効な抗生剤がいくつかあり、それを服用して早い人で1週間、一般に2~4週間でクラミジアは消える。
クラミジア保有者とセックスをすれば感染する。症状に気付かずピンポン感染を繰り返さないために、「おかしいな・・」と感じたらすぐ病院へ行くようにしよう。
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