前立腺肥大症
●前立腺肥大症
年を重ねるとともに、前立腺の内腺が肥大し尿の出方が悪くなります。
特に50歳以上の男性は要注意です。
<前立腺肥大症の症状>
主に3段階に分かれます。
1段階
刺激期とも言われています。
この間、膀胱の拡張や残尿感はありません。自覚症状として以下の事が表れます。
・尿がなかなか出ない
・尿腺が細くなる
・放尿力の力が弱くなり、尿が足元にこぼれる
・尿が出終わるまでに時間がかかる
・排尿時に、力を入れないと出にくくなる
・夜、寝ている間に何度もトイレに行く
2段階
尿閉を起こしやすくなります。 起こしやすいケースとして以下の事が上げられます。 ・飲酒 ・かぜ薬を飲んだ時(かぜ薬の中には膀胱の筋肉を弱める成分が含まれているものあり) ・トイレを我慢し続けた3段階
さらに状態が悪化します。例として以下の事が上げられます。
・残尿感が多くなる
・なかなか排尿が出来ない
・失禁
・腎臓機能に障害が発生する
*腎障害が進むと、尿症が起こります。
多尿のため脱水症状に陥り、憔悴しきった顔つきになります。
さらには食欲不振になることもあります。
尿感染が起こると、腎盂腎炎になることもあります。
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<前立腺肥大症の治療>
主に、以下のことを控えて下さい。
・便秘
・飲酒
・疲れすぎ
・性交
・尿を我慢しすぎない
<前立腺肥大症の薬物療法>
主に以下の薬が使われます。
・αブロッカー:前立腺の中にある平滑筋の緊張をほぐします。
・抗男性ホルモン:肥大した前立腺を2~3割縮小させます。
・その他、漢方薬や生薬など。
尿閉は1回で終わる場合もありますが、続く場合は以下の処置を行います。
・規則正しい導尿
・カテ-テル
・感染がある場合は抗生物質を使います。
・症状が悪化している場合は手術をオススメします。
*尿道から内視鏡を挿入し、前立腺を電気メスで切除する
*尿道から器機を挿入し、肥大した前立腺を超音波やレーザー、
マイクロウェーブなどを使って消す。
*開放手術で内線だけを摘出する。
<前立腺肥大症の漢方療法>
□八味丸
こんな方にオススメです。
・体力があまりない方
・脱力感・倦怠感がある
・口の中が渇く
・残尿感がある
・足腰が冷えたり、痛む
・へその下が軟弱無力になる
□桃核承気湯
こんな方にオススメです。
・体力がある
・脈・腹力がしっかりしている
・のぼせる傾向あり
・耳鳴り、肩こりがある
・顔はほてるのに足は冷える
・便秘
□竜胆瀉甘湯
こんな方にオススメです。
・体力がある
・炎症が強い
・充血・はれ・痛みがある
・脈や腹力がしっかりしている
・便秘
□騰竜湯
こんな方にオススメです。
・お腹の下辺りの炎症・化膿症に使います。
<前立腺肥大症のツボ刺激>
排尿をへと導く
以下のツボを使います。
・腎兪:第2頚椎の下のかたわら
・膀胱兪:臀部の第2仙椎の下のかたわら
・中膂内兪:第3仙椎の下のかたわら
・曲骨:恥骨の結合部分
・中極:曲骨のさらに上一寸にある
・その他、血海、三陰交
なかなか排尿出来ない・残尿感・または頻尿の場合
以下のツボを選びます。
・頭頂部の百会
・後くびの天柱
・みずおちのすぐ下の巨闕
・第9助骨の先端の期門
・へその両側の肓兪
・手首の神門
*マッサージや指圧を行う場合
→押す力は3~4kg
*残尿感がある場合
→少し強めの4~5kg