肝嚢胞

肝嚢胞
肝臓の中に、液の貯留した袋状の嚢胞ができる病気で、寄生虫性と非寄生虫性に大別されます。一般に肝嚢胞といわれるのは非寄生虫性のもので、孤立性と多発性があります。多発性の約半数は腎臓にも嚢胞がみられ、高血圧や腎機能低下を伴う場合があります。上腹部痛、腹部膨満感黄痘などの症状が出ることもありますが、ほとど無症状で、人間ドックなどで発見される場合が多いようです。

腹部超音波検査、CT、MRIなどで診断されます。良性で、特別な処置も必要なく、定期検診で変化をみます。孤立性肝嚢胞に対して無水エタノール注入療法も行われますが、効果がなくて大きくなるようであれば、手術療法も行われます。寄生虫性嚢胞は、野犬やキツネから感染するエキノコックス(虫)という寄生虫の幼虫が肝臓にすみついてできます。

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◇肝臓の構造
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