肝臓がんの治療
●手術療法(肝切除療法)ぉなかを開いて、がんのあるところを切除する手術です。大きさは相当大きくても可能です。大事を」とは肝機能障害の程度で、肝硬変の進み方が軽度か中等度までで、肝機能に余力のない人には行えません。入院期間は1カ月足らずです。なかには1〜2週間で退院する人もいます。肝機能がよく、がんが大きい場合の第二選択の方法です。
● ラジオ波焼灼療法(RFA)
ラジオの中波と国様の波長の電波使用します。エコーやC Tを使いながら、細い針を肝臓がんに刺して、直径3仇の範囲を0度程度に焼灼する療法です。がん細胞が、ゆで卵の黄身のようになって、死滅します。肝機能が悪く、がんの大きさが3Cm未満、個数が3個以下の人では第一選択です。肝機能が相当悪くても可能です。
● 肝動脈塞栓療法(TAE)
鼠径部の動脈に細い管(カテーテル) を挿入し、その先を肝臓に届かせ、がんに酸素と栄養を送っている動脈に塞栓物質を注入して動脈をふさいでしまう療法です。がん組織はほぼ10%動脈血に頼っているのに対して、がん以外の肝臓の組織は主に(75%程度)門脈から栄養補給を受けているので、動脈をふさぐことで、がん組織だけを死滅させることができるのです。
入院期間は1週間程度です。がんが大きくても、数が多くても行えます。腫瘍が門脈に広がっている場合とか、肝機能障害が強い場合には、塞栓範囲を少なめにする工夫が必要となってきます。この療法は、手術療法やラジオ波焼灼療法と併用されることもあります。このほか、経皮的エタノール局所注入療法(PEIT)、化学療法免疫韓法、放射線韓法-などが行、われる場A口もあります。放射線療法の一種である重粒子線療法が行われ、好成績との報告もあります。転移性肝がんに対しては、元の臓器のがんの治療がきちんと行われたかどうかが重要になります。
それができていれば、手術療法や化学療法が行われます。肝機能が正常である場合が多いので、広い範囲を切除できるし、化学療法剤も大量に投与できます。胃がんからの転移関しては、塞栓療法が比較的よく効くことぶます。転移性肝がんに対しては、エタノール注入療法はあまり効果がみられません。ラジオ波焼灼療法の効果はまちまちです。
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