劇症肝炎とは

劇症肝炎とは

急性肝炎の中で、急激に大量の肝細胞に障害を引き起こし、高度の肝機能障害がみられる病状を劇症肝炎といいます。

症状は、全身倦怠感(だるさ)、食欲不振、吐き気、嘔吐、黄疸と急性肝炎と同じような症状があげられますが、その後、意識障害を引き起こす非常に危険な病気で、発症頻度は年間約1000人です。しかし、生存率は低く、助かる人は、現在でも数%から50%程度とされています。

内科的治療としては、肝臓の再生を促進させる、グルコース・グルカゴン・インスリン療法、血漿交換療法、副腎皮質ステロイド投与、プロスタグランジン投与が行われていて、内科的治療では救命が困難な症状に対し、最近では生体部分肝移植が行われるようになりました。それによって、徐々にではありますが、救われる人増えています。生体部分肝移植は、主に血縁関係者(親、子、きょうだいなど)に提供者(ドナー)となってもらい、肝臓の一部を摘出して、移植を受ける患者(レシピエント)に移植する治療法です。  

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