急性胃拡張
●急性胃拡張
胃に内容物がたまり、胃の容積が拡大すること
20世紀初頭には、腹部の開腹手術の後に起こりましたが、現在は非常に稀な疾患です。
急性胃拡張の症状
お腹がはっているように感じたり、嘔吐や脱水性のショック状態が続きます。嘔吐は頻繁に起こります。緑褐色の液体を大量に吐きますが、便臭はありません。大量の水や電解質を失うために、無欲状態やケイレンなどが起こります。
急性胃拡張の原因
胃の筋層の急激なマヒと胃の運動の反射性のマヒによるもの。
具体的な例として、以下のことが上げられます
・腹部の外科手術後
・肺炎や急性伝染病などの重症感染症
・脊髄損傷
・腹部外傷
・腹部のギプス包帯固定後
急性胃拡張の治療
胃管を胃の中に入れて内容物を吸引し、電解質の補正、タンパクの補給、血糖のコントロールに注意しながら輸液療法を行います。スポンサードリンク