網膜剥離
原因不明で起こる場合と、外傷や糖尿病、妊娠中毒症、虹彩毛様体炎などの病気に引き続いて起こる場合とがあります。
原因不明の場合は、近視が原因の場合が多いようで、できるだけ早く手術をしなければなりません。
特に急に視力が低下したり、視野が欠けてきた場合は急いで受信しなければいけない危険な病気です。
網膜剥離の症状・原因
急に視野の周辺が暗くなったり、視野の中で急に見えないところができたりします。網膜の視細胞層が、外側の色素細胞からはなれてくるためで、網膜のどこかに穴ができ、そこから剥離が起こってくる場合がほとんどです。眼球の後極部におこったものほど視力障害の程度が強く、特に黄斑部にかかると0.1以下に視力が落ちることが多いようです。
網膜剥離の治療
早急に眼科医の診断をうけ、安静にし、手術をうけてください。手術には、光凝固といって、光で網膜を焼いてはがれた部分をつける方法や、熱で網膜を焼いてはがれた部分をつけるジアテルミー凝固や冷凍凝固、まわりから眼球をしめつけて網膜をつける方法、硝子体内に操作を加える方法などがあります。
一般に手術の前後は一定期間の安静が必要です。また他眼にも同様の症状が出ることが多いので、必ず他眼を調べて網膜などの穴があったら、光凝固で処置して、網膜剥離の予防をすることが大切です。
網膜剥離した部分は、視機能が回復するのに時間がかかる場合が多く、元通りにはならないのが普通です。視力を左右する黄斑部が剥離すると視力は大幅に低下します。黄斑部が剥離しなければ視野が欠けることになりますが、視力は大丈夫です。
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