結膜炎・流行性結膜炎
結膜炎とは、結膜に炎症が起きて出血し、目やにが出るものを総称していいます。原因は、細菌やウイルスによるもの、異物、酸、アルカリ、アレルギーによるものなどです。結膜炎には大きく分けて、急性のもの(流行性結膜炎、咽頭結膜炎、出血性結膜炎、トラコーマ)と慢性のもの(濾胞性結膜炎、春季カタル)とがあります。
流行性結膜炎(はやり目)の症状・原因
いわゆるはやり目のことで、強い伝染力を持つウイルスの一種であるアデノウイルス(夏風邪の原因)の、主に8型の感染で起こります。この病気は一般の結膜炎と違い、症状が非常に強く、角膜にも炎症が及び、視力障害が起こります。
感染後1週間の潜伏期間をおいて、急に結膜の充血がおき、目やにが出ます。同時に頑健全体のはれも現われ、眼瞼結膜に粟粒のようなぶつぶつが出来ます。そして涙がとめどなく出て、まぶしくて目があけていられなくなります。時には耳の前のリンパ節がはれて、手で触れることが出来るようになります。その後、1週間~2週間でそ症状は軽くなります。
この頃になると、この頃になると、角膜の表面に細かい点状の濁り(角膜混濁)が現われ事があります。このため、軽い視力障害が起こります。結膜炎は1ヶ月位で治りますが、角膜混濁はなかなか治らず、とれるのに半年~1年位かかります。のどがはれたり、夏風邪に伴って起こることもあり、伝染力は極めて強力です。
一度この病気にかかると、数年間は免疫が出来ます。乳幼児では結膜に偽膜が出来て、治ったあとが強い瘢痕になります。
流行性結膜炎の治療
治療には、混合感染を防ぐ意味で抗生物質の点眼や内服を行いますが、効果的な薬物はありません。点状表層角膜炎には副腎皮質ホルモン剤の点眼が有効ですが、素人療法は非常に危険です。この病気に対しては予防がもっとも重要で、かかった人は目にさわらないようにし、タオル、洗面器などを別にしましょう。また強い伝染力がsるので、急性期には学校や仕事を休まなければなりません。プールに入ることは絶対さけましょう。周囲に患者がいる時は、手を流水などでよく洗う必要があります。70%アルコールが消毒に有効だと言われています。
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