児頭骨盤不適合と麻酔について
赤ちゃんは頭を下にして産道を通過します。軟産道のまわりを骨盤が囲んでいるのですが...赤ちゃんは頭を下にして産道を通過します。軟産道のまわりを骨盤が囲んでいるのですが、この骨産道より赤ちゃんの頭が大きい場合は通過することができません。これを児頭骨盤不適合(CPD)といい、胎児が大きく育った場合や、母体の骨盤が小さすぎたりした場合をいいます。
無理をして経膣分娩をしようとすると、恥骨や膀胱の損傷、子宮破裂といった危険を生じ、分娩時間も長引いて赤ちゃんも危険になる可能性があります。 児頭骨盤不適合が疑われる時は、Ⅹ線検査で児頭と骨盤の大きさを測り、確実に不適合だと判断した時、帝王切開となります。
お産に使う麻酔
妊娠中毒症や心臓病などの持病があったり、高齢で初産の場合だったり、医学的に見て、自然分娩ではリスクが大きいと考えられる時には麻酔剤を使う無痛分娩が有効な方法です。体質的に痛みに弱い人、体力に自信が無い人、緊張しやすい人、最初のお産で辛かった人などで無痛分娩を希望する場合、遠慮せず医師に相談しましょう。
硬膜外麻酔
赤ちゃんにほとんど影響の無い、一般によく使われる局所麻酔。
局所麻酔
会陰切開や縫合によく使われる、膣やその周辺に麻酔剤を注射して、周囲の痛みを感じさせなくする方法。
脊椎麻酔
硬膜外麻酔に比べ早く効くのが特徴で、強い痛みにも有効なため、帝王切開に多く使われます。
全身麻酔
赤ちゃんにも麻酔がかかってしまうため、特別な緊急時の帝王切開に使われ、麻酔薬を静脈注射する場合と、ガス麻酔薬を酸素と共に吸入する場合があります。
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