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胞状奇胎(初期)

胎盤をつくる絨毛がイクラの粒状に水腫化(奇胎)して異常増殖し、子宮内に充満する妊...

胎盤をつくる絨毛がイクラの粒状に水腫化(奇胎)して異常増殖し、子宮内に充満する妊娠に伴う病気です。受精卵は成長することなく子宮内で吸収され、やがて流産となります。

定期検診が不可欠となるのですが、絨毛全部が水腫化する全胞状奇胎のうち、1〜2%は絨毛がんに移行する危険性があるためです。胞状奇胎は日本では全妊娠の0・2% 程度の割合で発生するといわれており、アジア地域に多いのが特徴で、これはアメリカの約10倍となっています。

胞状奇胎の原因

受精卵の発生時期の異常が原因です。
発生頻度に地域差があるのかはわかっていません。

胞状奇胎の症状

おりものにまじった不正出血、強いつわり、腹痛などから異常に気づくことが多いようで、時期妊娠3〜4カ月ごろがほとんどです。、診断は、妊娠初期の早い段階で超音波断層装置による診断でできるようになっています。

胞状奇胎の治療

胎細胞から絨毛がんが発生するため、奇胎細胞を体外へ完全に排除する必要があります。このため、子宮内容除去手術を2回と、その後も年6回程度の定期健診を受けます。
子宮の全摘手術を行うこともあり、今後妊娠を望まない人や高齢の人が手術をうけるこtがありいます。医師の指導のもと、排卵が順調に起こり、屈中のホルモン検査で陰催反応なら次の妊娠は可能となります。全胞状奇胎の90%以上は予後が良好です。